“日本らしい”空間で魅せるアフターコロナの新たな展示会の姿

 


目次

  1. 展示会回復期の今、求められる展示会の新たな姿
  2. コロナが展示会に及ぼした影響とコロナ禍の展示会
  3. 新時代の展示会が持つ3つの選択肢
  4. 展示会場に“ユニークベニュー”という選択肢
  5. UNIQUE VENUES OF JAPANの強み

 

 

展示会回復期の今、求められる展示会の新たな姿

2020年に始まった新型コロナウイルスの流行は私たちの生活を一変させ、対面で人と接する機会は激減しました。展示会は新商品の発表や既存商品の紹介を行い、新規顧客を開拓することを目的として行われており、来場型が主流であった従来の展示会は新型コロナウイルスの流行によって大きな打撃を受けました。流行の長期化を受けて社会の新しいあり方が構築される中で、展示会市場にも従来の来場型というオフライン開催だけでなく、オンライン型やオフラインとオンラインのハイブリッド型など新たな展示会のあり方が誕生しました。

2021年ごろからは徐々に対面でのイベントが再開され始め、展示会も再開されつつある現在はまさに「展示会回復期」と呼ぶことができ、従来のオフライン型、コロナ禍において誕生したオンライン型、ハイブリッド型と展示会のあり方に選択肢ができた今こそ、前例踏襲ではなく時代やターゲットに応じた新たな展示会を創り出す絶好のタイミングといえます。私たちが持つ「ユニークベニュー」という日本らしい唯一無二の空間での新たな展示会の姿をご提案します。

 

 

コロナが展示会に及ぼした影響とコロナ禍の展示会

-コロナ禍での影響

国際見本市連盟(UFI)は2020年3月10日のメディアリリースにおいて、新型コロナウイルスによる展示会の中止や延期により少なくとも263億USD(約2.7兆円)の商談機会を損失し、展示会・イベント業界の損失は2020年3月10日時点で既に165億ドル(1.7兆円)に及んでいると発表しました。商談機会の損失263億USDのうちアジア/太平洋地域での損失が約146億USDであり、これは全体の約55.5%を占めます。

一般社団法人日本イベント産業振興協会の調査によると、イベント専業企業が行うイベントである展示会・見本市、スポーツイベント等が含まれる「イベント専業」セグメントの市場規模は、コロナ禍前である2019年は2,031億円となっていましたが、2020年には955億円にまで激減しています。

以上のことから、来場型のオフライン開催が主流であった展示会市場は新型コロナウイルスの流行により大打撃を受け、新規顧客開拓の場であった展示会が受けた打撃がビジネス全体にも影響を及ぼしたことが伺えます。

しかし2021年頃になると流行長期化を受けて新たな生活習慣や社会のあり方が模索されるようになりました。一般社団法人日本イベント産業振興境界の調査においても「イベント専業」セグメントの市場規模は2021年に1,625億円、2022年には1,889億円と徐々に回復してきており、2022年にはコロナ前の93.0%まで回復を見せています。

 

【参考・引用サイト、URL】

国際見本市連盟(UFI),UFI releases first global assessment of the economic impact that COVID-19 is having on trade shows and exhibitions 

一般社団法人日本イベント産業振興協会,2022年 イベント産業規模推計

 

 

-コロナ禍で誕生した新たな展示会の形

展示会市場の従来の主流は来場型(オフライン型)でした。しかしながらコロナ禍で人と対面で接する機会は激減し、テレワークやオンライン会議の普及により社会のリモート化・オンライン化が急速に進みました。展示会市場もこの影響を受け、従来のオフライン型に加え、オンライン型、オフライン型とオンライン型のハイブリッド型という新たな展示会の形が誕生しました。

オンライン型はWeb展示会と呼ばれることもあり、実地開催は無く、全てオンライン上で開催される展示会のことを指します。一方のハイブリッド型はオフラインとオンラインの両方の要素を取り入れた展示会のことを指し、リアルの会場で従来のオフラインの展示会を開催しつつ、オンライン上でライブ配信やデジタルコンテンツを用いた商談を行うという特徴があります。

【参考・引用サイト、URL】

新エネルギー・産業技術総合開発機構技術戦略研究センター,コロナ禍後の社会変化と期待されるイノベーション像

EXPOLINE,オンラインとリアルが融合したハイブリッド展示会!~その概要・魅力とは~

 

 

新時代の展示会が持つ3つの選択肢

これまで見てきたようにコロナ禍において展示会のあり方は大きく変化し、オフライン型、オンライン型、ハイブリッド型という3つの選択肢が誕生しました。ここでは新時代の展示会が持つ3つの選択肢それぞれのメリット、デメリットについて見ていきます。

 

■オフライン型のメリット

・企業と参加者が直接コミュニケーションを取れる

・参加者が目的のブースへ向かう途中に他のブースに立ち寄ることでの見込み顧客の創出

・テーマに興味・関心を持つ人が来場するため見込み度が高い

 

■オフライン型のデメリット

・新型コロナウイルスの流行のように社会情勢に左右される

・出展費用がかかる

・時間や場所の制約がある

 


■オンライン型のメリット

・オンラインのため場所の制約を受けず低コストで開催が可能

海外からのアクセスも可能なため集客の幅が広がる

・参加者のデータ取得がしやすい

 

■オンライン型のデメリット

・商品を実際に手に取って見てもらう、体験してもらうことができない

・その場で参加者にアプローチできないためプッシュ営業がしにくい

・呼び込みができないため参加者が来てくれるのを待つことになる

 


■ハイブリッド型のメリット

主催者側も参加者側も社会情勢に合わせて柔軟に対応できる

・密集を避けながら会場のライブ配信等で臨場感のあるイベントを開催できる

オフラインとオンラインの併用で商談の機会を最大化できる

 

■ハイブリッド型のデメリット

・オフラインとオンライン両方の準備が必要

・主催者側の技術的なスキルが必要

 

【参考・引用サイト、URL】

CVENT,オフライン(リアル)展示会とは?メリット・出展時のポイントを解説

TECH+,オフライン展示会とは?メリット・デメリットから成功のコツまで紹介

CrowdBooth,オンライン展示会(バーチャル展示会)とは?メリット・デメリットをご紹介

赤坂インターシティコンファレンス,オンライン展示会とは?メリット・デメリットや会場選びのポイントを紹介

EXPOLINE,オンラインとリアルが融合したハイブリッド展示会!~その概要・魅力とは~

DIGIPORT,ハイブリッド展示会とは?そのメリットや開催方法、成功ポイントを解説

iPresence,ハイブリッドイベントの概要(メリット・デメリット)と今後

 

 

展示会場に“ユニークベニュー”という選択肢

-ユニークベニューとは

展示会市場に新たな選択肢が生まれた今こそ、3つの選択肢から時代やターゲットに応じた形を選び取り、新時代の展示会を開催していく必要があります。また、オンライン型やハイブリッド型の誕生により場所にとらわれない展示会開催が可能となり、海外からの集客も新時代の展示会市場の鍵の一つとなったと言うことができます。

新時代の展示会会場として展示場やコンベンションホールとは異なる、日本らしい唯一無二の空間であるユニークベニューという選択肢があることをご存じでしょうか?

訪れる人にその土地ならではの体験、そこでしかできない体験を提供する特別な場所として利用される場所をユニークベニュー(Unique Venues)と言い、具体的には歴史的建造物や神社仏閣、城郭、博物館・美術館などで会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる場所のことを指します。

【参考・引用サイト、URL】

観光庁,「ユニークベニュー」

 

 

-ユニークベニューで展示会を開催する価値

ユニークベニューの最大の特徴は唯一無二の日本らしさにあります。ユニークベニューはそれぞれに個性をもった唯一無二の空間であり、この空間で展示会を開催することで来場者に強いインパクトを与え、記憶にも残りやすくなります。また、ユニークベニューにはその建物とそれに関わる人々が紡いできた歴史が息づいており、展示場やコンベンションホールには無い「温度感」や「あたたかみ」があります。ユニークベニューが持つこの独自性は、コロナ禍において急速に進んだ社会のリモート化・オンライン化により伝わりにくくなった「温度感」や「熱意」を展示会参加者に伝える手助けとなります。

さらに、ユニークベニューが持つ唯一無二の日本らしさは展示会参加者に特別な経験を提供することができます。オフラインでの参加者はユニークベニューの空間に実際に身を置くことで日本らしさを肌で感じながら企業のPRを聞く特別な体験、オンラインでの参加者は他の展示会場にはないユニークベニュー独自の「温度感」を感じながら企業の熱意をいつも以上に感じるPRを聞く特別な体験、海外からの参加者は企業のPRを聞きながら日本らしさを感じられる特別な体験と日本を訪れるきっかけとなる可能性の提供が見込めます。

新時代の展示会の会場としてユニークベニューを選ぶ価値は、他の展示会会場にはない「温度感」や「日本らしさ」という唯一無二の特徴をもって展示会の参加者に特別な経験を提供し、新たな切り口での展示会開催によって展示会開催企業への興味・関心を高めることにあります。

【参考・引用サイト、URL】

Job総研,「社内コミュニケーション調査」報告資料

 

 

UNIQUE VENUES OF JAPANの強み

私たちUNIQUE VENUES OF JAPANは日本全国から厳選されたユニークベニューの情報を一元化し、ワンストップ窓口により特別な場所で行うMICEなどのイベントの企画から会場の手配・準備、当日の運営に至るまでワンストップでサポートいたします。コロナ禍を経て展示会市場が大きく変化する今、私たちは不安や疑問を一緒に抱えて新時代の展示会開催を企画段階から伴走していきます。

 展示会に3つの選択肢が生まれ、時代やターゲットに応じた新時代の展示会が求められる今こそ、日本らしさの詰まった唯一無二の空間でオフライン、オンライン、ハイブリッド、海外からの参加といった全ての形の参加者に特別な体験を提供し、新たな切り口によって自社への興味・関心を高める展示会を開催しませんか?

 ユニークベニューにしかない「特別」があります。ご興味を持たれた方はぜひ下のURLからお気軽にお問い合わせください。お力になれることを楽しみにお待ちしております。

 

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